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京つけもの ニシダや

京つけもの ニシダやの漬物は華美になりすぎぬよう、 季節の風味をそこなうことなく野菜に真心を込めて漬け込んでおります。 どうぞご賞味くださいませ。

ニシダやの創業者 辻村安右衛門は、明治44年8月10日、滋賀県野洲郡中主町にて小作農の長男として生まれました。

9歳の時に両親と死別した安右衛門は、 京都東山今熊野神社前にある「西田青果店」に丁稚奉公に出ます。

そして昭和11年 27歳の時、青果業以外の商いをする約束で暖簾分けの許可をもらい独立、「西田青果店」の「西田」を継承して「ニシダや」を創業しました。

安右衛門は漬物業を主に研究を重ね、その中でオリジナル商品「しば漬風味 おらがむら漬」を完成させました。

これは大原名産のしば漬にヒントを得て、本来茄子が主であったものを胡瓜にチェンジさせたお漬物で、今ではニシダやを代表する商品となっています。

 

京つけもの ニシダやの漬物はどんな漬物?

そもそも京つけものとはどんなお漬物なのか、疑問をお持ちの方もいるかと思いますので、京つけものについて簡単に紹介したいと思います。

京つけものとは、京都の野菜や果物から作られたお漬物のことを指します。

京都はもともと寺院が多かったことや盆地地域の特性から漬物の文化が古くから根付いていました。

京都で採れる野菜はみずみずしくとても鮮度が高いため、野菜をメインとするお漬物の文化が現在でも失われずに残り続けています。

そんな伝統の漬物の味・文化を継承していくため、京つけものというブランドが誕生しました。

京つけものの特徴や魅力については下記の記事でも紹介していますので気になる方はぜひチェックしてみてください。

京漬物(京つけもの)とは何か?意味・特徴や違い、魅力や味を解説

 

 

京つけものの三大漬物

京都の漬物には「京都三大漬物」と呼ばれている漬物があります。

名前は聞いたことがあるという方もいるかもしれません。

京都三大漬物は、京都のお漬物の伝統を守るために特に3つの漬物を代表したものが京都三大漬物と呼ばれ、京つけものの中でも特に代表的なお漬物です。

  • しば漬け
  • 千枚漬
  • すぐき漬

 

公式サイトはコチラ!

 

京つけものがブランドとして確立された理由

京都は寺院などが多い点や、盆地で野菜の栽培に適していたことから漬物の食文化が長く、京都の漬物は特にみずみずしく美味しいと認知されるようになりました。

そんな京都の漬物の伝統を守るため、明治41年に現在の京都漬物協同組合にあたる京都漬物業組合が発足されます。

その後京都漬物協同組合によって、京都府産の野菜から作られたお漬物の事を「京つけもの」というブランドとして商標登録がされました。

 

多くの人々に食されるようになった鎌倉時代

鎌倉時代〜室町時代になると、貴族だけではなく一般庶民の間でも食べることができるような食材となり、一気に漬物の需要が上がります。

その理由として鎌倉から室町にかけて「茶の湯や聞香(もんこう)」が発達にしたことによって、繊細な漬物の香りや味わいを楽しむ人々が増えたことで一気にブームとなったと考えられます。

 

漬物のバリエーションが増えた江戸時代

江戸時代になると、漬物はすでに多くの人々に認知される食べ物として確立されており、庶民的な食べ物として食卓に出されるようになります。

漬物の野菜の種類はさらに増え、漬物の作り方も工夫されるようになってきます。

それまでは漬物は長く漬けることで美味しい漬物となるという貯蔵を目的としたなごりがありましたが、江戸時代になると短期間漬けて食べる「当座漬け」なども作られるようになります。

このように漬物の作り方やバリエーション、野菜の種類は増えたのも江戸時代以降となります。

 

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